その前に・・・
そろそろこんな季節です。

2012年9月9日(日)阿蘇いこいの村
詳しくはコチラ
8日(土)からキャンプできる方は、
”ウマシカ”な話しを肴に一献酌み交わしましょう ♪
(前泊予定で調整中・・・)
S.B.Tステッカーが貼ってあるクルマがあれば
気軽に声掛けてみてください (^^)
さて、本題。
シリンダーヘッド自体の塩梅がよろしくなさそうなので
中古エンジンを探しましたが、見つからず・・・・・。
ホントはシリンダーヘッドだけ欲しいんですが、
中古パーツ屋さんってエンジンブロックだけ残ってもどうしようもないので
エンジンASSYで購入しないとダメなんです。。。
色々考えた挙句
そういえば、
他にも同じエンジンを搭載した車両もあることに気が付き、
エンジン周辺及び内部の全ての部品を
部品番号にてカングー1と照合・・・・・。
いけそうやん d(⌒o⌒)b♪~
で、
今回見つかったのは
メガーヌ1 Ph2 1.6 RXTのエンジン。
ただ、
「シリンダーヘッドだけ欲しいんですけど~・・・」の無理な問いに
なんとOKいただいて

ヘッドのみ中古で購入することが出来ました~ ♪
(カムシャフトも付いてくるよ)
さぁ、ここからはダッシュでご紹介(笑)
早速専用の洗浄液で”漬けおき洗浄中”

ダイブキレイになりましたね~。

(下が旧いヘッド)
燃焼室も洗浄。


OKOK♪
各バルブも”ミガクミガク”

ヘッドを載っけるまえに

フロントカバーを外してシーリング&クランクシール交換&ウォーターポンプも交換しておきます。
ヘッドガスケット面をキレイにしておいて(ブロック側も)ドッキングぅ~♪

規定トルクで締めて、
角度締め~(汗) (;´▽`A``

モチロン、ヘッドボルトは新品。
”こけし”みたいなコレ↓

「油圧タペット」「ハイドロリックタペット」「ラッシュアジャスター」などなどetc・・・・・
色々な呼び名がありますが、
カムシャフトがバルブを押し下げる際に
その隙間をエンジンオイルの圧力(油圧)によって自動調整(ゼロに)してくれているモノ。

こうやって指でつまんで
縮んでしまうヤツはダメなヤツ(笑)
エンジン始動時に「ガチャガチャ」いったり
アイドリング中でもメカニカルノイズが大きい固体は
大体2~3個くらいダメなヤツがいるかも?
なので、良質なオイルを使うとか
半年もしくは5000キロでオイル交換するとかってやっぱり大切だと思います。
だからって絶対壊れないわけじゃないけど
少なからず影響はあると思うので。。。。。
先を見越して全部新品にしたいところですが
1個が結構なお値段なので
たまたま?私が持っている中古タペットから良好なものを選んで
ダメなヤツだけ間引いて3個くらい中古で交換。

キレイに洗浄して
良質なオイルのお風呂で一晩ゆっくりしていただきます(笑)
そして翌日・・・・・

タペットを挿入しロッカーアームを載せてからの・・・カムシャフト。
(IN、EXを間違えないように~(笑))


ジャーナル部分にも良質なオイルを塗布して組み付け。
シリンダーヘッドカバーを取り付け(ここでちょっと問題が~(爆))

SSTでカムシールを組み込んで
カムプーリーを取り付けですが・・・


プーリーにもカムシャフトにも”キー”(回り止め)が無いので要注意!
組み付け時に油分があると滑る可能性があるので
必要以上に脱脂します。

タイミングを合わせて、ベルトを張って規定トルクで締め付け。
今回のカングーは1年以上お不動さんだったので


オートマチックのバルブボディーも洗浄O/H。
フローセンサーからATFが漏れていたので

パッキン(Oリング)交換。
組みあがってエンジンに火を入れる(始動する)瞬間は
やっぱり緊張~( ̄ー ̄; ヒヤリ
しかし、
組みあがったエンジン音の静かさに最高~ ♪
その後、ガス(LPG)の機密検査を受けて


新規登録で検査も無事合格!
晴れて公道復帰できました。
▲ by french_garage | 2012-08-26 22:10 | カングー(Kangoo) | Trackback | Comments(6)