
Peugeot 307 SW。
エアロパーツがいい感じで、”上空サプライズ”な7人乗り。
今回はATFの交換をご依頼いただきました。
まず1回目の抜き取り。


結構汚れてますねぇ~。。。
元々プジョーの純正ATFは赤色ではなくエンジンオイルのような薄茶色。
一般的な赤い色のATFは、その他のオイルと間違わないように赤く着色してあります。
このAL4やルノーのDP0では
1回で抜けてくるATF量は3~4L。(一晩抜きで結構抜けます!)
全容量7L前後ですが、
旧いATFと混ざりながら抜くことになるので
全量入れ替わるには4~5回交換(約20Lくらい)が必要でしょう。
ただし、1回の入庫で全量交換するとなるとちょっと大変なのと(金額的にも)
新油を少しずつ馴染ませてあげた方が良いと考えますので
一定期間ごとに交換されることをおススメしています。
そして
新油を入れて全てのギヤでシフトチェンジを数回以上するようにテスト走行します。
2回目の抜き取り


ン~、1回目とあまり変わらん・・・(爆)
と、いうことはやっぱりそれなりに汚れています。
(この時点で走行は約46,000キロ)
2回目に抜いたATFも
新油を入れたのに赤みがかっていないのは
S.B.Tでも無着色のATFを使っているから。
(余計なものは入れないほうがいいよネ!)
初めてATFを交換するクルマや
初めてA.S.HのATFに交換するときは、最低でも2回抜きをおススメしています。
なぜかと言うと、
ATFの性質が違うのと、あまりにも中途半端に抜きかえると
新油で流れ落ちたコンタミ(ゴミ)がバルブボディー内で詰まっちゃうから・・・。
これが俗に言う過走行でATFを交換すると壊れるということ。。。
ホントは バルブボディーもバラバラにして洗浄すると more betterよ~(by小森のおばちゃま)

▲ by french_garage | 2011-10-28 18:34 | Peugeot | Trackback | Comments(4)