今回はルノー車 (^_^)

プジョー・シトロエンでもたくさん使われている4速オートマチック。
プジョー・シトロエンではAL4、ルノーではDP0(ゼロ)という呼び名。
症状としては変速ショック大で、警告灯の点灯はなし。
油圧点検で
コンピューターからの指示圧と実際の圧力の差を診てみると
開きがあった(実圧力が低い)ので・・・・・

バルブボディーASSYを取り出し、
定番のライン圧用とロックアップ用のソレノイドバルブを交換。

左側のピンクコネクターの方が旧いタイプで
右側の黒いコネクターの方が新しい(対策品?)モノ。。。
MEGANE 2以降は新しいタイプのソレノイドが新車時より装着されているはずです(多分)
この固体は非常に走行距離が少なく
それまでA/Tのトラブルも無かったのか、旧タイプのソレノイドのままでした。
一般的に中古車を選ぶ際は走行距離も重要視されますよね?
(少ないほうが良い?)
走行距離が少ないということは
内外装の程度も良かったりするので
なるべく走行の少ないものを選びがちですが、
極端に少ない個体は注意が必要です。
特に、オートマチック。
一時抹消されていれば(ナンバーが付いてなければ)
それ以降まともに走っていないことになります。
その期間が半年以上であれば、ATFは交換しておいたほうが良いでしょう。
年式相応の走行距離だと、
それまでにある程度の不具合や故障は解決されていることがあります。
輸入中古車を選ぶ際はひとつのポイントとして参考にシテクダサイ。。。
今回のこの不具合、
すでにアーシング済みだったので、それで”悪いところ”が浮き彫りになった可能性もあります。

最近はバルブボディー内も掃除するようにしました~ ♪
内部にはちっちゃいフィルターが入ってます。

こんなに赤いと、ホントに外科手術みたいですね (゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

それなりに鉄粉も出てました。

この時とは状況が違いフツウの汚れだったので
直ぐにキレイになりました~ ♪
さぁ、新油を惜しげもなく注ぎながらバルブボディーを組み上げます。

テスト走行は良好!
その後も良好・・・・・・・・でしょう(笑)
▲ by french_garage | 2011-08-28 21:44 | ルーテシア(Clio RS&V6) | Trackback | Comments(2)