オーバーヒート
クルマのオーバーヒートに関して(^-^;
陽気なラテン車でも(笑)
2000年前後くらいからのクルマでオーバーヒートなんて話もほとんど聞かなくなりました。
(メンテ不足だと大いにあり得ますが・・・)
ウォーターポンプやサーモスタット部からのラジエター液漏れ等はちょいちょいあるにしても
適宜点検等実施していれば早期発見でエンジンにダメージを与えることもありません。
しかし、多少クルマが旧くなってくるとホース関係が破裂したりすることもあるので
車齢10年以上であればその辺りも予防的に交換しておくと良いでしょう♪
ルノーに限って言えばラジエター本体も2000年以降のクルマで交換することは皆無です。
(初代トゥインゴは漏れることがあるので要注意)
今回紹介するのは02年式のルーテシア2RS Ph2。
今までのラジエター不敗神話が崩れ去りました・・・(^^;
このラジエター破損・液漏れに関しては原因がありまして、
予防対策が可能ですのでルーテシア(クリオ)2RSをお持ちの方は早々に点検、対策されてください。
以下画像と共に詳細。
まず車検でお預かりして
ラジエターのリザーブタンクが空っぽなのでよくよく拝見すると・・・
アッパーホースやロアーホースにラジエター液が漏れた跡があります。
まさか交換したばかりのサムコホースに穴が・・・・・・・( ̄ー ̄; ヒヤリ
っていうのは取り越し苦労でフゥ(o´Å`)=з
ラジエターファンの隙間からラジエター本体を覗いてみると・・・
ラジエターコア部分に漏れた跡があります。。。
基本的に”ルノーのラジエターは漏れない”という先入観があったので
にわかに信じられませんでした。
確認の為ラジエターファン・シュラウドASSYを取り外してみると・・・
(゜ロ゜)ギョェ
じゃんじゃん漏れてました~(^^ゞ
すでにラジエターファン・シュラウドASSYを取り外す時点でわかったことがありまして、
その原因とは☟
シュラウドの変形によりコア部分に接触、
振動等でコアに穴が開いて液漏れを起こしていました。
無論ラジエターは新品交換ですが、
シュラウドは変形部分を加工(切って、削って)して取り付け。
さらにシュラウド周辺にスポンジテープを取り付けます。
このスポンジは今後シュラウドとラジエターの接触を防ぐというのも若干ありますが、
(これ以上変形することもないかも?)
隙間をなくし風の通り道を確保することでラジエター及びコンデンサー(エアコンのヤツ)の冷えを良くします。
ラジエターとコンデンサーの間もなるべく塞ぐ方が冷却効率良さそうです。
このシュラウド変形が確認できているのはルーテシア2RS Ph1、Ph2のみですが、
今後適宜確認していきます。
※とーぜんこの後「オレのRS」も対策しました~♪
by french_garage | 2015-07-23 17:18 | ルーテシア(Clio RS&V6)