グランカングー故障・・・(^^;
ディーゼルエンジン、7人乗りのグランカングー、
ウチにやってきてそろそろ2年2万キロを迎えようかという時に来ました!
初の故障といって良い不具合が~。
その故障とは・・・・・・・・
セカンドシートが倒れなくなった・・・(笑)
(2/3分割の大きい方)
デカングー乗りの方はご存知かと思いますが、
シート両サイドのレバーを操作すると背面・座面のロックが外れて
背もたれが前に倒れ座面が足元まで落ちてフラットになります。
レバー☟
正常な時☟
レバー操作すると背面のロックは外れて背もたれ部分は前に倒れようとするんですが、
どうやら座面のロックが解除できていない模様。。。
レバー操作すると真ん中のシートの背面部分から「カシャカシャ」音がしてます。
で、構造を確認しつつシートをめくってみると・・・
何やら中継地点のようなコントロールBOXがあります。
(リベット固定です)
構造としては座面のロックが2重になっていて、
レバーから1本のワイヤーで2個のロックを解除する仕組み。
コントロールBOXをパカッと開けてみると
ん~、ビンゴでワイヤー外れてましたwww
ちなみに、白い曲がったワイヤーがシート下のロック解除用で、
その後ろの金属の棒がもう一つのロック機構です。
一旦コントロールBOXを取り外して観察。
単純な機構なんで逆に対策って難しいんですが、
スムーズに動くようにグリスアップしたり
ワイヤー外れないように適当なモノでカシメてみたりして組立ました~♪
この構造は5人乗りデカングーも同じと思われるので、
頻繁にセカンドシートを操作する方は同様の事象が起きるかもしれませんね~。
とは言っても走行に支障がある不具合ではないので無問題ですが(^^)
さて、ついでに2年目のメンテナンスです。
ちなみに1年目のメンテナンスでは油脂類全交換してましたのでラジエター液とクラッチ&ブレーキフルードは省略。
(それでもクラッチフルードは換えておきたかったなぁ~)
まずはエンジンオイル&エレメントとミッションオイル交換。
エンジンオイル&エレメントは半年おきに高価なオイルで交換してますが、
これはオイルヲタクの病気ですから”高価なオイル”は一般的には当てはまりません(笑)
しかし、そこそこのオイルで半年おきのエンジンオイル交換を守っているとやっぱり良いです。
高価なオイルのせいなのか、ウチのカングーは3回目のオイル交換からエンジン音が静かになりました。
それに、ターボなので最初の方は若干オイル消費があったのですが今回はほぼ減ってませんでした。
こういう事を実際経験すると、良質なオイルと交換サイクルはやめられなくなります。
(オイル代で破綻しそうですが(爆))
オイル交換後さらに進化させるために走行してエンジンを温めました。
(進化については追々・・・(^^;)
走行後オイルレベルを確認するためにレベルゲージを確認☟
コレ☝は新油にレベルゲージを浸けたわけではありませんw
無論オイル交換前のレベルゲージにはディーゼルっぽい
っていうか、直噴特有の真っ黒なオイルでした。
(ガソリンエンジンの直噴でもすぐに真っ黒くなります)
通常のクイックなオイル交換だと旧いオイルが残っているので
新油を入れてもレベルゲージには黒いオイルが付着します。
当方では車検や整備・修理時にオイル交換(ATFも)が含まれる場合
エンジンを温めて一晩抜いておきます。
これで結構旧いオイルが排出されるので全量交換に近くなると考えます。
(なので規定量より多少交換量が多い場合があります)
※A/Tの全量交換は複数回交換が必要
お次は懸念材料だった燃料フィルターを交換してみました~。
(部品はクルマ購入時には持ってましたがwww)
エンジンルーム右側にあるコレ☟が燃料フィルター
噂によると日〇キャ〇バンの燃料フィルターが使えるかも?
さて、どれくらい燃料(軽油)が噴き出るのかわからないので
注意しながら各ホース等外していきます。
まずは真ん中の燃料ヒーター(多分)を外します。
ココ☝のОリング(パッキン)は交換したかったんですが、
どうやらパッキンだけの部品は存在しない模様・・・orz
耐軽油のОリングが必要なので、漏れた時にはASSY交換か!(爆)
直噴の場合インジェクター(燃料噴射するヤツ)が非常にデリケートなため
微細なゴミ・埃の混入にも注意が必要です。
で、注意して新品取り付け。
ここからはディーゼル特有の”儀式”が必要です。
それは燃料ラインのエア抜き(^^)
グランカングーには血圧測定器バリの手動ポンプが装備されており、
(装備っていうほどでもないけど・・・(^^;)
コレ☝を手で「シュコシュコ」やる前に
☟のエア抜きバルブを緩めておきます。
で、「シュコシュコ」やると透明の燃料パイプの中を軽油が流れていくのが見えて
フィルターに燃料が溜まるとエア抜きバルブから軽油が溢れてきます☝
エア抜きをやっても数回クランキングしないとエンジン始動まで至らないのですが、
エア抜きをやらないとそらぁもう、スターター壊れるくらいクランキングすることにもなります(@_@;)
この燃料ラインのエア抜き、フィルター交換時だけでなく燃料ポンプ交換やタンクを降ろした場合
万が一ガス欠した場合も同じようにエア抜きが必要です。
その取り外した燃料フィルター、
2年2万キロでどれくらい汚れているのか気になりますよね~。
☝割ってみました~♪
ん~、
汚れているんでしょうね・・・
次回もう一個余計に新品を取っておいて割ってみるかなぁ~。
フィルターの底には何やら異物らしきモノも・・・
中の構造はこんな感じ☟
次の2万キロでもう一回交換してみましょう♪
あとはエアコンフィルター交換と☟
年1回でもメンドイなぁ~のエアフィルター。
だって、バッテリーとバッテリーケース外さないとアクセスできないんです(T_T)
で、エアフィルターは昨年BMCのリプレイスメントタイプに交換してたんで
交換じゃなくて洗浄すれば良いんですが・・・
お着替え用にもう1個購入w
なぜなら、洗浄して乾かす時間がモッタイナイから~。
その間乗れない(動かせない)のも辛いし、
よくよく乾燥させないと水分って怖いですからね~。
かと言って乾燥させている間純正にしておくのも交換の手間を考えたら・・・(-.-)
今回汚れ方も比べ易かったです。
約1年1万キロ使用☟
おNEW☝
そんで、2年目であまり信用ならないという事もありバッテリーも交換しました♪
☝ダブルネームですな(笑)
あとは以前気が付いた5人乗りデカングーとの違い?で
サブフレームの補強プレートが右側だけ付いてなかったんですね~。
意図して付いてないのかどうかわかりませんが
とりあえず付けておきました。
その他マッドガード取り付け。
特にリヤバンパーの汚れ方が酷かったので
また半年洗車しなくても大丈夫かと・・・(^^;
さぁ、あと3年後にはタイミングベルト等の交換がやってきます(^^;
(っていうか、5年6万キロとかで良いのか?)
先ほどのエンジンオイル等々のお話、
オイルメンテが悪いとタイミングベルトにも悪影響という話もありますので
どんなクルマでもせめてオイルメンテだけは気を使ってあげてくださいm(__)m
それではまた気が向いたときにでも~(^^)/
by french_garage | 2015-06-28 18:28 | オレのカングー