フィアット プント ワイパー、スピーカー、サーモスタット故障
2011年の年明け早々にこんなメールいただきました。。。
早速なんですが、トラブルです
と言ってもたいした事では無いのですが、助手席側のワイパーが動かなくなりました。
原因はハッキリしてます、リンケージが助手側の基部で外れてます。
大したことでは無いようで、なによりです?(笑)
しかも、原因まで発見してあります(爆)
つづき・・・
まあ、幸いにして助手席側の為たいした不都合にはなっていませんが…
たいした不都合が無い???
そんなはずはありません!(笑)
やはり雨の日のドライビングは危険ですので、修理が必要です!
モーター付きのリンクASSY交換です。

上側が新品。

可動部分のブッシュは樹脂製なので
経年、使用劣化でアマくなり、外れた模様。。。

↑おぉ~、モーターは信頼できそうなメーカーですねぇ~。。。
ただ、
以前RENAULTでもこのメーカーのイグニッションコイルなんかを使っていましたが
リコール出たこともありました (汗)
(今は違うメーカー???)
今は
どこの国のどこのメーカーの部品だから安心(壊れない?)ってことは無いですね。
(昔からか???)
作っている工場は大体あの辺でしょうから・・・・・(爆)
そんなことはどーでも良いとして、(笑)
ワイパーリンクASSY交換は終了。
そのときに、
音が割れる(カーオーディオの)ということで、
スピーカーを見てみました。。。

スピーカーが割れているから、音も割れるんですね!(笑)
↓オー〇バックスでご購入。

またまたそのときに
オーナーさんがおっしゃるには
「ヒーターの効き始めが遅くて、走行中は水温計が上がらないんですよ~・・・」
との事。。。
診断すると
どうやらサーモスタットが開いたまま閉じていない様子。。。
多少の経験は必要ですが、
簡易的な診断方法はいたって簡単!
サーモスタットがあるほうのラジエターホース(アッパーorロアー)を
冷間始動時から素手で触っておきます。
※注)
サーモスタットの取り付け方式には
アッパー制御とロアー制御があります。
水温計(最近のクルマには無いなぁ~)が上がり始めの時から
すでにサーモスタットがあるほうのホースが温まってくれば
サーモスタットが開いている証拠(オーバークール)
正常な場合は
水温計が真ん中アタリに来てから開き始めるので
その辺からホースがだんだん温まってきます。
それで、サーモスタット交換↓

おぉ~、ハウジング(ケース)ごと交換です。。。

中にはちゃんとサーモが入ってます!
コレ↓は水温センサー。

大体サーモスタット近辺に取り付いています。
外したついでに
キレイに磨いておきましょう ♪
意外とセンサーの動きが良くなります。
オーバークールだと大した故障にはつながりませんが
逆にサーモスタットが閉じたままだと・・・・・
そう、オーバーヒートしてしまいます。。。
これが高速道路なんかでヒートしてしまうと
シリンダーヘッドが歪んでしまいますね。
良くて要シリンダーヘッドオーバーホール、
ダメな場合はシリンダーヘッド交換。。。
最近はシリンダーブロックまでアルミ製のエンジンが増えておりますが
オーバーヒートしてしまった場合はOUTです。。。エンジンASSY要交換。
皆さん
ご自分の愛車のエンジンブロックはアルミか鉄か確認しておいてください!(笑)
っていうか、オーバーヒートしないように日ごろから点検、整備、メンテナンスを心がけましょう ♪

ルーテシアRSありマス!
by french_garage | 2011-02-08 21:03 | その他の車たち | Trackback | Comments(8)
今日見てきたけど確かに程度は良かった。

そんなに調子悪かったかなぁ(滝汗;

まあ、これくらいはラテン系の車のお約束と言う事で良いのではないかと。
そうですか~・・・。
オーナーさんは90年代くらいのクルマをウロウロされてますねぇ~(爆)
と、いうか
私もソレくらいの年代が好きだったりして。。。(笑)
今回の事はルーティーンみたいなものではないかと。。。(笑)
サーモスタットは
タイミングベルト交換時や水廻りの整備、修理時には同時メンテナンスでお勧めしてます!
やはり重症ですね。。。
すでにラテン車から抜けれなくなってます(爆)
要リハビリですな(笑)
ワンアームなので・・・
あれっ?
そんなこともありましたっけ?
ワンアームの欠点ですね~(爆)