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ルノーの故障で定番になりつつあるモノ・・・。

今日の昼間は久しぶりに天気が良かった福岡地方ですが、



やっぱり・・・・・




寒いぃ~ (;≧皿≦)。゜°。ううううぅぅぅ







さて、故障の定番の話しですが、
エンジンルームを覗いてみて
このような↓黒いものが散乱してはいませんか?エンジンルームを開けてチェックしてみましょう。
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これは、そう・・・




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オルタネーターのプーリー部分から出てきたモノ。。。




でかいナットを外してみると・・・


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中のダンパー部分はボロボロ・・・・・




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完全に破れて分離しちゃってますね~。

こうなると、
プーリーだけカラ回りして、発電しなくなり
バッテリー警告灯(チャージランプ)が点灯します。
            

通常、チャージランプが点灯すると
オルタネーター自体(レギュレーターなど)の不良という場合が多いので
即オルタネーター本体(ASSY)交換なんですが、
このプーリーを採用している
・ルーテシア
・カングー
・メガーヌ
などは、まずはこの部分を疑った方がよいでしょう。



このクルマ(カングー)は、かろうじて発電していたようで
チャージランプは点灯してませんでしたが、
「キィ~」という異音にオーナーさんが「コレはおかしい!」と気づいて緊急入庫となりました。

異音の原因はコレ↓
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プーリーとダンパー(ゴム)部分が分離してしまっているので
プーリーのアルミの部分と
オルタネーターのボディー部分が接触して異音を発生させます。




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↑ゴムダンパー無しのプーリーに交換しておけば
今回のような故障は防げるでしょう。




オルタネーター脱着の際、
パワステのパイプを外すので
この機会にパワステフルードの交換もおススメしています。
(パワステフルードもたまには交換してあげましょう ♪)



コレ↓はパワステフルードタンク内にあるストレーナ(フィルター)
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清掃前




清掃後↓
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タンク内清掃前↓
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清掃後↓
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本来パワステフルードも透き通っています!
ルノー車では
パワステフルード漏れなどの故障は少ないですが、
黒くなってしまっているフルードはよろしくないですね。
キャップをあければ簡単に見ることが出来るので
一度チェックしてみましょう。





おまけ

イグニッションコイルの配線をカバーしているチューブが
ボロボロになっている固体もタマに見かけます。
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この状態でも通常カバーが付いているので見えないですし
回りが樹脂なので万が一配線の被服が破れても
ショートすることは無いかもしれませんが・・・




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やっぱりこの方が気持ちいいですものね~ (^^*)






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by french_garage | 2011-01-08 21:44 | カングー(Kangoo)  

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