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内気、外気のフラップ。。。

タイミングベルト交換とその他・・・。のメガーヌ1 16Vの続きです。




MEGANE1でよくある症状に
”エンジン始動時にダッシュボードの奥から「パタン、パタン」、「ウィ~ン」”
という音が聞こえることがあります。


これは、エアコンシステムの
内気、外気切り替え用のフラップが出している音で
モーター駆動されているフラップのギヤが欠けたりして
何時までも閉まりきらないフラップが音を出しています。


フラップモーターは
イグニッションOFFで常に外気の位置になるようになっており、
スイッチが外気の位置になっていても
イグニッションONで一度内気、外気と動くようになっています。



初期の頃は
エバポレーターケースASSYでしか部品供給がありませんでしたが
その後、多少改善されてフラップとギヤがセットになった部品で
供給されるようになりました。(当たり前のことですが(笑))



エバポレーターケースASSY↓
内気、外気のフラップ。。。_b0144624_1727292.jpg





今回はエンジンがない状態でしたので
作業はヒジョーにやりやすかったですd(^^*)

モチロン、エンジンがある状態でもエバポレーターASSYの脱着はできます。




今回は
「内気でしか使わないので、内気で固定!」
という指示のもと
固定して、モーターの配線を外しておきます。




内気、外気のフラップ。。。_b0144624_17321996.jpg

↑四角いものがフラップモーターで
その横の白いものがフラップギヤです。




フラップを内気の位置にして↓
内気、外気のフラップ。。。_b0144624_17333022.jpg





内気、外気のフラップ。。。_b0144624_17344925.jpg

モーターとは反対側のシャフトを”ビス”で固定します。

こうやっておけば
シーリングなどで”ガチガチ”に固定しなくても
その後
ちゃんとフラップを交換して正常な状態に修理ができるでしょう。




内気、外気のフラップ。。。_b0144624_17373854.jpg

後は元の位置にケースを戻して終了です。


それから
この作業には
エアコンガスの交換も含まれます。




内気、外気のフラップ。。。_b0144624_1740386.jpg

全ての作業が終了して
エンジン、ミッションをボディーに戻してあげます。




その後のオーナーさんの感想ですが、
「クラッチがやたら軽くて乗りにくい(笑)」
だそうです(^^*)


すべりも無く
20万キロ無交換だったクラッチですが
クラッチカバーのダイヤフラムスプリングはそれなりにくたびれていたのでしょう。
(ディスクもギリギリでしたが・・・)



クラッチがワイヤー式の場合
よく「ワイヤーが切れた」
などの故障が起きますが
こういう場合は
早めにクラッチも交換されたほうが良いでしょう。
(2回、3回ワイヤーが切れた方は特にお早めに~)




内気、外気のフラップ。。。_b0144624_17481579.jpg

ブログテーマ:秋の味覚!食欲の秋を楽しもう!

by french_garage | 2010-01-30 17:50 | メガーヌ(MEGANE)  

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