カングー・ルーテシアにお乗りの方に朗報!
↓コレです。
プーリー。。。
ご存知でない方のためにご説明いたします。
このオルタネーター(発電機)のプーリーが困りモノでして、
発電機(ダイナモとも言う)自体は大手メーカー(BOSCH)のものですので、
走行距離などにもよりますがあまり発電不良などの不具合はあまり出てないと思います。
が、元来純正で付いているアルミ(銀色)のプーリーは、
上の写真のように真ん中の黒いナットの部分がせり出てくると、
(実際には出ているのではなく、アルミのミゾの部分が奥に入っていきます)
オルタネーターのボディーに接触して「キー」という異音がでます。
この隙間がなくなると当たってしまいます。
「なんだ、異音が出るだけなら・・・」
と、フランス車慣れしているアナタ!
危険です。
プーリーが移動しているということは、
当然ドライブ(ファン)ベルトのラインもずれているわけで、
万が一気付かずに走行し続けると
スルメの用にベルトが裂けて、その裂けたベルトがタイミングベルトの方へと巻き込まれてしまいます。
ほぼ、確実に。。。。。(7~8割くらいは・・・)
そうなるとエライコトデス。(エンジン損傷)
しかも、まれに異音が出るなどの前兆が無い場合があり、それは突然やってくるかもしれません。
と、ここまであまりにも恐怖心を抱かせてしまったことをお詫びいたしますm(_ _)m
一度もプーリーを交換されたことの無い方は、一度よーく点検されてはいかがでしょう。
ベルトが裂けかかっているようなら早めの交換が必要です。
純正品では対策品になっているようです。
ただ・・・
こんなモノ(プーリー単体)でも結構高価だったりします(悲)
そこで登場!
半永久的に壊れないであろう
プレーンタイプのプーリーを入手しました!↓
左側の黒い方です。
早速交換しましょう(^^*)
と、言ってもこのプーリー、
真ん中の黒い六角の部分がナットだったりします。
ですので、SST(特殊工具)が必要になります↓
こういう感じで・・・
こんな風に使用します。
↑これで取り外し完了。
↑ダンパー部分に亀裂が入ったりしてます・・・orz
後はセンターナットを締め付けてプーリー交換終了。
ベルトのラインも問題なく、これでプーリーの心配はなくなりましたσ(゚ー^*)
以前ルーテシア2 1.4 Ph1で発電不良により
オルタネーターASSY交換したのですが、
純正新品はさすがに高価だったので(プーリーは対策品だそうです)
社外品(Valeo製)のオルタネーターに交換したことがあります。
その時も色や形状は少し違いますが、プーリーはダンパーなしのプレーンタイプでして、
その後も問題なく元気に走っております。
まだこのダンパー付きアルミプーリーをご使用の方は早めの交換をお勧めいたします。
web shop S.B.Tでもご紹介しておりますのでご覧ください。
もちろん車両持込での作業もいたしますが、
遠方の方など作業していただけるところがあるのであれば部品のみでもお渡しいたします。
また、「オルタネーターは自分で外すよ!」なんて方がいらっしゃいましたら、
オルタネーターをお送りいただければ組み替えて発送いたします。
これでルノーから離れていく人が少しでもいなくなれば・・・・・(願)
by french_garage | 2009-07-29 18:14 | カングー(Kangoo)