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メガーヌRS リフレッシュ!2

メガーヌRS リフレッシュ!
・・・の続きです(^^)
(すでに1年前のお話ですがお付き合いくださいm(__)m)




エンジン降ろしたついでに
気持ち早めですがタイミングベルト等々は交換します。
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17万キロ、トータル3回目のタイミングベルト交換です。
(過去2回は私ではありませんが)



ココ↓はテンショナーが付くところ。
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なんか痛いことになってますが、
多分過去2回のタイミングベルト交換で苦労されたのでしょう。

この↓ツメ(ストッパー)をうまく溝にはめるにはコツが必要です。
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さて、メインの修理はスターターモーター交換だったのですが(爆)
無論クラッチ関係もリフレッシュします。
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フライホイールとセットで見ると、厚みがスゴイw(゚ロ゚)w


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ベルハウジング内の汚れも距離相応ですね・・・(^^;
ココ↓が油圧で直接動くレリーズシリンダー&ベアリングASSY。
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カバー&ディスクを外したところ↓
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まぁよく減ってますね~(^^;
17万キロまで来てるので優秀ですね。
クラッチ操作が優しいと案外長く使えるもの。
通常走行でクラッチペダルを蹴るような操作だと傷みやすいように思います。
シフトアップ及びダウン時もちょっと半クラを入れるような操作をすると良いのではないかと思いますよ~♪
(もちろんフルード交換等メンテナンスも定期的に!)

サーキット等では優しい操作は難しいですが、
ちょっと心がけて、普段乗りは優しく操作してあげて下さい。
ディスクが摩耗、カバーのダイヤフラムスプリングが痛んでくると
クラッチペダルが重くなってきます。
同じクルマで乗り比べる機会があれば(クラッチ操作だけでも)
他の方のクルマと比べてみましょう。

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クラッチカバーのディスク面も荒れてますね。
カバーはもちろん交換するので無問題。

リヤクランクシールを交換するため
フライホイールも外します。
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画像悪いですがw
コチラのディスク面もかなり荒れてますね・・・(^^;)

いつもだったら
こんな時この時みたいにフライホイールを研磨してもらうのですが、
上の画像の通りディスクが当たる面が深くなっているので研磨は難しいんですよね・・・。
(できるよって知ってる方ご一報くださいw)

それに、このフライホイールにはダンパー機構が付いているので
こんなに↓ぶ厚いんですが
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手で動かすと「カツン、カツン」って軽く動きます。
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これだけ↑左右に軽く動いて良いものなのか、
新品と比べることができないと判らないですよね~。
ちなみに、新品フラホは結構なお値段(^^;

このダンパー付フラホ、
ルノーではメガーヌ2、ルーテシア3RSくらいからの採用だと思いますが(セニックRX4もかな?)
トルク変動を吸収してクラッチ操作を(特に半クラ)容易にできるように付いてます。
PルシェやB〇WのMシリーズなんかは早々に採用してますが
一部ゴムをこのフラホに使っていて、
破損するとクラッチ切れなくなったりすることが多いので
クラッチ交換時にはフラホ交換もセオリーとされてるところが多いようです。
その際、軽量タイプでダンパー無しに換えておくと
今後フラホの不具合は無くなるのでそうされている方が多いのではないでしょうか。

そこはルノー、そんなアフターパーツがゴロゴロあるわけではないのですが
オーナーさんと協議の上、軽量一体型のフラホを導入することに~♪
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特別スポーツ走行をされるわけではないのですが
不安材料は払拭しておきたい( ̄ー ̄(_ _( ̄ー ̄(_ _そうそう
しかし、軽量だからと言っていうほど軽くないんですよね~w
まぁ純正に比べれば軽いというのかもしれませんけど。

フラホを(ラ〇ホみたいですねw)外してやることと言えば
さっきも言いましたがリヤクランクシールの交換。
それと、MEGANE RSにはパイロットベアリングが付いてますので
これも交換しておきます。(過去にはクリオV6とかも付いてました)
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専用工具(プーラー)を使ってっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・















何度やっても工具が負けて抜けません。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん

さらに違うタイプの工具を買い足して・・・・・・















抜けません・・・(T∇T)アハハ・・・(|||_ _)ハハ・・・

すぐに別の工具を探しましたが、
高級な工具はすぐに手に入らず・・・。
知り合いの工場さんで小型トラック用高級工具をお借りして・・・
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な、ナントカ抜けますた(;´ρ`) グッタリ
抜けなかった原因は、
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ロックタイト(ネジ緩み止め剤)みたいなものが塗ってあるんですね~。
初代トゥインゴのドライブシャフトスプラインなんかも塗ってありましたが
まさかここでやられるとは・・・(^^;
当然マニュアル上も「塗りなさい」的なことを書いてましたので
うす~く塗ってみました。
ちなみに、クリオV6では塗ってませんでしたけど。

今回の整備で一番しんどかったのは
この”パイロットベアリング交換”だったかも?です(笑)
(途中なんどもくじけそうに~(涙))


ちょっと長くなってますが、
クラッチ関係まで今回お届けします!


軽フラとパイロットベアリング付けて~
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フラホのボルトは新品を規定トルク+α。

で、クラッチセット(ディスク&カバー)は純正を使うのが一番です。
(業者さん怒らないでね~♪)
そして、このタイプのクラッチは組み込む前の儀式がありますw
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↑の画像に黄色いスプリングが見えるかと思いますがこれが円周上3か所あって、
組む前に必ず黄色いスプリングを一番縮めた状態で組み付けなければいけません。
圧縮方法は言葉で説明するのは難しいので割愛させていただきますwww
(画像も忘れた~w)
新品クラッチでもちゃんと縮んでないのでちゃんとリセットします。
このクラッチカバーは円周上で動く調整機構が備わっていて
エンジン・ミッションを載せて一発目にクラッチ踏んだ時に最適位置に自動調整されるため。
このリセットを怠るとクラッチが早めに滑ってしまいます。

そして、コレ↓が使い切ったときの黄色いスプリング部分。
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クラッチを外す前に撮っておいたんですが
スプリングが伸びていていかにクラッチが摩耗していたががわかりますね~。

ディスクの芯出しを行いつつ
カバーを規定トルク+αで。
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カバー取り付けボルトも新品です。

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当然ですが厚みは変わりません。


そして、レリーズ&ベアリングの油圧部分を交換しておきます。
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これでクラッチ関係まで終了(多分?)です。
その他補機類関係はまたの機会に~♪

by french_garage | 2015-01-05 16:25 | メガーヌ(MEGANE)  

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