FIAT
ABARTH 500
新車登録から3年半、
ラジエターの水(液)が減るとのことで診てみました。
ん~、確かに漏れてますな。
(ピンクの液体がLLC)
オイルクーラー付近から漏れてるようなので
最初はちょっと簡単に考えてましたが、コレがまた・・・・・・・・・・
このクルマ
パイピングやらオイル、水の配管やらで「ココッ!」っていう漏れ箇所の特定が
鏡なんかを使っても中々難しく。。。。。
オイルクーラー付近だけど
オイルクーラー自体では無さそうなので(その上辺り)
やむなくこの↑配管だらけのオイルクーラー&ブロックASSYを外してからの原因探求。
とりあえず周辺のパイピングなどを外してスペースを確保。
ホントはタービンやフロントパイプを外すと
もっと作業スペースが出来てよかったんでしょうけど、
ソコまでやるとmore大変そうなのでほぼ手探り状態で・・・。
それに配管がフレキシブルではないので、脱着は結構難儀(汗)
脱着だけどパッキン類はモチロン全交換。
(その数たくさんw)
これだけパッキンとかたくさんあると、
組む時「漏れないでね~♪」と願いながら組む(笑)
やっと漏れ箇所発見!
ウォーターポンプ後ろ側のパイプが刺さっているつなぎ目。
とりあえず漏れ箇所がわかってホッと一息 (´`)=3
(ここまで約3時間w)
ルノーでもこのあたりはでっかいOリング使ってますが
今まで漏れて修理した経験はないなぁ~。
上の画像見ると、パイプが部妙にナナメに刺さってるように見えませんか~?
さて、原因もわかったので部品注文して
ひとまずクルマは押して移動。
他の部品も含めて2日ほど待っている間に他の作業をしてましたが
パイプを外して(ずらして)パッキンを交換するだけの単純作業で
自分も楽観的に考えてました・・・・・
が、やっぱり世の中そうは甘くない!(笑)
このパイプ、3箇所くらいボルトでクランプされてるんですが
そのボルトを外すのにまた色々外さなくては・・・・・・
バッテリーからなにから、
ちょっとした作業でもエンジンルームが狭いと外す部品も多くなり、
ターボが付いてるとなおさら・・・・・。
最近はドコのクルマも排気量ダウンサイジング&ターボもしくはツインチャージャー
なんていうのが増えてきましたが、
数百円の部品交換でも工賃高いなんて思わないでね~
あ、余談ですがこんなニュースも気になったりして。
結局原因のパッキンを交換するまでに外したパーツ↓。
途中でタービンも外したい衝動を抑えながらw
外すことなくココまでたどり着きました。
(組むこと考えたらやっぱり外したい!(爆))
結構長いこと刺さってましたね~。
パイプはこの状態まで、全部外すにはやっぱりター坊が邪魔で。。。。。
パッキンはコレ↓
そのパイプが刺さっていたエンジンブロック側↓
このまま組むと近いうちにまた漏れると思われるので(モ~イヤだ(爆))
ツルツルピカピカにしてから組み付けます。
(漏れるな!という念がコモッテマス)
あとは元通りに組んで、
ラジエターのエア抜きをやって終了~♪
オマケ
メーカーによってコネクターのロック方法って様々。
知恵の輪得意だったら悩まずに済むんでしょうねw
このクルマはESSEESSE KIT付。
エアクリはBMC ♪
※基本的なエンジン設計が旧いからなのか
タイミングベルトの交換サイクルは未だ短いようですね。
(ベルトが細いから?)
ラテンバンザイ!
色々勉強になりました~ d(^^*)
(2013年1月のお話し(笑))
by french_garage | 2013-12-18 20:11 | その他の車たち