カングーのタイミングベルト。
新車時より丸6年ということで
タイミングベルトなどの交換をお勧めしておりました。
が、しかし
総走行距離3万キロちょい・・・・・
私的にも
「まだ、いいかな~?」
なんて思ってしまう距離です。。。
でも、
やっぱり交換して正解!
これ↑ではちょっとわかりにくいですが、
やっぱり着実に劣化は進行しているようです。↑
走行距離が少なくても
適宜交換したほうが良さそうですねd(^^*)
フランス車のタイミングベルトは
走行距離が少なくても
6~7年目でエンジン破損に至る大惨事になっていることが
S.B.Tの統計?によると多いようです。
(イタ車はもっと交換サイクルが短いものもあるようです)
日本で1番台数が多いルノー車でしょうから(笑)
タイミングベルトのトラブルが懸念されます。
まだ交換されていない方はお早めに・・・。
ただでさえ少ないルノー(フランス)車を廃車などで減らさないでください(切実)
人(´▽`;)お願い!
モチロン
ウォーターポンプも交換します。
ガスケットの残りを綺麗に剥がすために
オイルストーンを使います!
手前に茶色い塗料みたいなのが付着しているのは
エンジンマウントから流れ出た”液体”です。
ボディーとエンジンの隙間が狭いため
ウォーターポンプの脱着は”知恵の輪”状態(笑)
でも、
タイミングベルト交換で
エンジンを降ろすなんてのはちょっとやり過ぎですので
(そういうクルマもあるでしょうし、クラッチ交換などが伴えば別ですが・・・)
がんばりましょう!
↓はエンジンマウントです。
いつも、タイミングベルト交換時には
エンジンマウントも外してしまうので
同時交換をお勧めしているのですが
(技術料サービス)
まだ”隙間”があり、
丸で囲んだ部分が”ちぎれて”いないので今回は交換を見送ります。
でもやっぱり↓
”液体”は流れ出てしまっています。
(中に入っている”液体”で微振動を吸収してくれています)
それから、
タイミングベルトのついで作業で
これ↓はやっておきましょう!
オルタネーターのプーリー。。。
ダンパー部分に亀裂が入って
何時トラブルが起こるかわかりません。
ルーテシア2にも同じ部品が使用されていますので
適宜交換をお勧めします。
オルタネーター脱着の際には
パワステのライン(パイプ&ホース)を外してしまうので
パワステフルードも交換します。
その際
発見したのがコレ↓
パワステプレッシャースイッチからのフルード漏れ。。。
パッキンなどからの漏れではなく、(パッキンはありません)
センサー内部からの漏れですので
センサーASSY交換になります。
この際なので
パワステフルードタンク内や
フィルターも綺麗に掃除しましょう。
ウォーターポンプ交換時にはコレ↓も交換をお勧めしています。
サーモスタット&ハウジングASSY。
転ばぬ先のナントカです (^^*)
コレ↓はおまけです。
スロットルボディーの清掃。
ここも定期的な掃除をしないと
エンストしたり
始動性が悪くなることがあります。
それから、
カングー乗りの皆さんは
ココ↓もチェックしてください。
リヤマフラーマウント。
気が付いたらこんなこと↓になっていますので・・・
切れてしまうと
マフラーが落ちてしまいます(汗)
その他
今回はエンジンオイルや
ATFの交換もご依頼いただきました。
走行距離が少なくてもコレだけ汚れています。
(最初ATFは赤い色をしています)
ATFも油脂ですので経年劣化します。
↑コンタミ(ゴミ)も出ていますので早めに、定期的にATFを交換しましょう。
(このコンタミがソレノイドバルブなんかに悪さします)
センターキャップも取り付けていただきました。
今時こんなに鉄ホイール(テッチン)が似合うクルマってないのでは?(笑)
by french_garage | 2010-01-21 20:40 | カングー(Kangoo)